肌のツッパリは学生の終わりを告げる
これからの未来を明るく照らしてくれる光達
レッサーパンダを囮にかけた戯れに身を包まれて颯爽と帰路に着く。
四角い箱と老人を交互に眺める。
保険金や終活の広告を見る度に思う
身近な命の絶つその時を想像すると、改めて自分の臓器が十数年動いていることに恐怖する。何故人は金銭のやり取りをし、営業をし、仕事をし、意味を見出そうとするのか。
狩りと子孫繁栄と眠りのシンプルな生活は私の価値観を果たして変えるのだろうか
“ころり転げた木の根っ子”
この言葉を思い出す度生きる動物の愚かさを知る
右に視線を傾ける、とても寂しい人
私はあなたに何もしてない
ただ忌み嫌い、食べ物を口にし、衣服を身に纏うだけ。笑顔は愚か、暖かな言葉も交わさない
それが無に帰す時、私は何を感じるのだろうか
アニメから聞こえる冷酷という言葉に、今は耳がとても心地よいとさえ思える
ドアを閉めて部屋にいる時だけはせめて、ただ楽しく在りたい