robokochanのブログ

頭の中をスッキリさせ隊

昨日眠れなかった話

昨日バイトに行く時、小学校の通学路だった場所を歩いていた。

 

最近は滅多に空想なんて考えていなかったが、

ふと『今の記憶を残したまま小学生まで戻ったら私はこれからの人生、どんな選択をするのか』という疑問が浮かんだ。

 

疑問が浮かんだ頃にはバイト先に着いてしまったので、家に帰ってから考えようと空想をあとにし、お馴染み寝る前ベッドの中で永遠空想タイムってわけ。

 

さて、小学生まで戻ると言ってもどこまで戻ろうか。

 

初めは卒業間近の6年生を考えたが、人生を良い方向で再スタートさせたいなら、私が覚えている最も古い黒歴史より前がいいだろう。

 

というわけで4年生の春まで戻ることにした。

 

今の記憶を持ち越せるなんてチートすぎる。

 

もし4年生にまで戻れたら、この完成されたINFJの特徴を活かしに活かしまくって聖人になるし、くだらない男の子の煽りや絡みなんて全部クソみたいな愛想笑いで返すし、女の子の闇深い派閥になんか混じらないで一軍でも三軍でもない何となくいい位置で誰からもいい人と思われるポジションにいてやるだろう。

そもそも友達も沢山作ることはしないだろう。

 

子どもの記憶力を活かして、学校帰りはひたすら英語の勉強をして同級生と差をつけるのもいい。

韓国語は既にビギナーレベルだからもう少し後で学んでも遅くはないだろう。

 

あの頃やっていたゲームももう一度本気でやってみてもいい。

 

漢字も漢検2級レベルはわかるのだ。国語のテストもお手の物だし、家にある小説を読む時間がたっぷりある。

 

当時の娯楽であった文房具集めや少女漫画の買い漁りも、精神年齢22歳の私では興味ない。

基礎化粧品と日焼け止めだけはしっかりお金をかけ同級生に差をつけ、あとはただただ未来の自分への投資のために貯めるばかりである。

 

こうした空想を中学生に上がるまでの段階までした頃、また別に、未来を大きく変えるイベントがあることに気づく。

 

部活動である。

 

中学校の部活で学んだことは多かった。特に人付き合いやテキパキ動くことの大切さ、人へのものの伝え方……ここでは語りきれない程、競技以外の人格形成に関わる物事を沢山顧問から教わった(叩き込まれた)のだ。

 

だがしかし、私の頭の中は22歳だ。もうアイディンティティは確立している。

2度もご教示いただく必要は無い。しかもいい事だけでなく、悪いこと(苦しいこと)も大変多かったのである。

 

私が所属していたバレーボール部は顧問が学校1厳しいことで有名であった。

不良が入部すれば、引退には聖人になっていること間違いなしだろう。

 

時には理不尽すぎるお叱りを受けたり、軍隊と周りから呼ばれるほどの扱いを受けていた。(体罰などは無かった) 

 

正直、顧問の厳しさは私の内面を強かにしたが、バレーのコーチとしては相性が悪かったように思う。

 

あれほど運動不足から程遠く綺麗に筋肉がつく素晴らしいスポーツは無いが、2度目の中学生、違う部活に入ってこの22歳の経験生かせたら最強なのではないか。

 

私は空想の中で何度も色んな部活に入って活躍している自分を想像してみた。当時その部にいた人達との相性も考えながら。

 

そこで1番いい部が思いついた。

 

帰宅部である。

 

太らないために運動部にする前提で考えた時、バレー部と卓球部しか思いつかなかったのである。

卓球部に入るくらいなら帰宅部で自分で運動部した方がいい、そう考えたのである。

 

もし万年帰宅部で、毎日学校から帰ってきたらすぐに近所の川辺をランニングし、LE SSERAFIMになれる腹筋を毎日続けていたらそれはもう人生謳歌間違いなしだろう。

絵もしっかり描く時間があるしドラムをしっかり基礎からもう一度学び直し、小学生の時からやっていた(はずの)英語できっとアメリカ人の友達が5人は出来ているはずだ。

 

こんな調子で高校2年生くらいまで私は空想していた。全てをここに綴るのはそろそろ疲れたが、2つだけわかったことがあるのでそれを皆さんにお伝えしたい。

 

まず1つ目は、過去の記憶を思い返すのはとんでもないストレスだと言うこと。自分と向き合うということである。 夜にするのはオススメしない。

 

2つ目は、あの頃に戻れたらこれを勉強したい、あれをしたい と思いついた願望は、今自分に足りないもので、これからでも十分に身につけられるであろうものだということ。

ようは、今の私がやる気無しの根性無しなのである。

 

皆さんもこんな空想をしてみたら、自分に対して新たな気づきや深い理解に繋がるかもしれない。